2006.11.12

無念のアオリイカ

11月11日は朝からしとしとと雨が降っていた。しかし予報を見る限り風はなく波もたいしたことなさそう。雨ならカッパを着れば釣りはできる、と午後のアオリイカ船に乗船すべく勝山港萬栄丸に向かった。

国道127号を走り、金谷を過ぎた頃から急にに雨脚が強くなってきた。それでも風がないので出船を疑わなかった。勝山港に到着し女将さんに確認すると、4名の一行が予約を入れていて5名で出船するそうだ。

さっそく準備に取りかかろうとしたところ、その一行と女将さんが相談している様子が見える。そして女将さんが私に向けて両手で大きな×印の合図を出した。出船中止だ。

ええっー。雨ぐらい何ともないじゃん、そう叫びたかったがことばを飲み込んだ。出船するかどうかは船宿が判断すること。釣り人が口を挟むことはできない。

4名の釣り人は強い雨の中では釣りにならないと判断し、船宿にキャンセルを申し入れた。船宿も強い雨を考慮して出船中止を決めた。その結論に従って黙って車に戻ると来た道を引き返した。

釣りはできなくても気持ちを切り替えて他に楽しみを捜すことにした。道中で買い物をするのも楽しみの一つである。

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今回は小泉酒造という酒蔵の直営店に立ち寄って、「東魁盛」の4合瓶と酒粕を買った。それから勝山のスーパーで地元産の新鮮なイサキとキンメを見つけた。

アオリイカこそ食卓にのぼらなかったが、旨い酒とつまみが釣りができなかった無念を癒してくれた。

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2005.10.10

ハプニングのヒラメ釣り

◇船酔いはこんなに苦しいもなのか◇

船酔いで苦しんでいる人を見て同情することはあっても、自分が苦しんだ経験はなかった。自分には降りかかることがない災難だと思いこんでいた。ところが、この自信が過信だと思い知らされる日がやってきたのである。

ヒラメを狙って10月9日に外川の福田丸に乗船した。予報では波の高さ2メートル、北東の風9メートル。ちょっと風が強いぐらいで釣りはできるだろうとタカをくくって乗り込んが、海上はうねりがあって予想以上に揺れる。

ポイントの銚子沖に到着してキャビンから顔を出すと波が甲板を洗っていた。近くの僚船が大きく上下して、船底まで見える。大きな波で船全部が見えなくなる。こんな大波の上で船に乗った記憶はない。まして釣りをした経験はなかった。

「これが2メートルの波?」つぶやきながら仕掛けの準備かかる。エサのイワシをセットして第1投の合図を待っていると吐き気が襲ってきた。それは二日酔いの感覚にそっくりだった。しかもかなりひどい二日酔いの症状だ。経験的に吐けばすっきりして楽になることがわかっているので、ためらいなく海にもどす。

すぐさま第2波、第3波の吐き気が襲ってきて、胃袋が空になるまではき続ける。吐くものがなくなっても吐き気が襲う。楽になるどころか苦しみはますますきつくなっていく。

キャビンで横になろうかという思いがよぎったが、ヒラメの型を見るまでは踏ん張ることにした。これは釣り人の業(ごう)のなせるわざかもしれない。だが釣っている間中、吐き気は容赦なく襲ってくるし、苦しみが薄れることはなかった。

皮肉なことにこういう日は底荒れしてヒラメには良くない。持ち竿で粘っていてもアタリすらない。周りではぽつりぽつり釣り上げてはいるが、自分が持つ竿には何の魚信も到来しない。

納竿間際の12時半、ようやくアタリが訪れた。穂先が海中に突っ込むののを待って合わせると、乗りを確信した。ようやく船酔いを我慢しての粘りが報われるときがきた。と、リールの巻き上げに掛かった瞬間、ふっと軽くなった。痛恨のバラシ。回収した仕掛けには空バリがむなしく揺れていた。

落胆したがすぐに気持ちを切り替えた。アタリが来た瞬間は、船酔いが吹き飛んでいた。バラしてしばらくしたらまた吐き気をもよおしたが、気持ちが高揚している間は船酔いのことは忘れていた。アタリさえ頻繁にあれば船酔いを回避できる、そう思いアタリを出すことに全神経を集中させた。

しかし13時に納竿となり、とうとう型を見ることができなかった。船酔いとボーズのダブルパンチに帰りの船上で思った。

「来週は絶対リベンジしてやる」

◇ワラサ上げてもらう◇

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ヒラメのバラシから気を取り直して集中していると竿をひったくるようなアタリ。ドラグが効いてミチイトが引き出される。きっとでかいヒラメだ。巻いては引き出されるやりとりを繰り返す。

しばらくすると反対舷側にミチイトがどんどん引っ張られていく。ヒラメがこんなに走るはずがない。それでもやりとりしていると、反対舷の釣り人とオマツリに。魚はその釣り人が釣り上げてしまった。タモに収まった魚は61センチのワラサだった。

「おたくの仕掛けに掛かっていたよ」とタモごと差し出されて複雑な心境だった。ヒラメでなかったのはまあいいとして、最後まで自分で釣り上げたかった。

◇初心者の奇妙な行動◇

船縁にロッドキーパーをセットしていると、隣の釣り人が話しかけてきた。

「仕掛けは何個用意していますか」「ロッドキーパーは必要ですか」

60歳は超えていそうなベテランと見受けられる人だったので意外な質問だった。訊けばヒラメ釣りは初めてということなので納得した。自分も初体験のときはずいぶん戸惑ったので、親切ていねいに答えた(つもり)。

釣りを開始してしばらくした頃、船長がマイクで怒鳴るのが聞こえた。

「一番前のお客さん。イワシを2匹付けるのは止めてくれる。常識外だ」

その声で隣の仕掛けを見ると、なんと親バリと孫バリに1匹ずつイワシを刺していた。

「じゃあなんでハリが2本付いているんだ」

初心者のつぶやきが聞こえた。

仕掛けや釣り方の予備知識を持たずに釣り船に乗る大胆さに驚いた。と同時に面白い発想に感心した。それはともかく2本バリの効用とイワシの刺し方を教えた。船酔いで最悪な状態だったが何とか理解してもらえた(と思う)。

そしてその初心者は見事にヒラメを1枚釣り上げた。これではまれば次回は少し研究して来るに違いない。

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2004.10.27

北の大物・華麗な釣果

S名人が北の一級ポイント・ススキノで華麗な釣果をあげてきた。名人の釣技はフィールドが違っても冴えているようだ。船(店)を選ぶ目と旬の魚(ホステス)を追いかける情熱には脱帽。そして確実に釣果に結びつける技量は尊敬に値する。名人から釣行記が届いたので掲載させてもらった。

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入江さんのページは、何でこんなにくそ真面目に釣釣釣…にこだわるのか???
今日はちょっと息抜きしてやろうと、釣以外のことでページを濁してやります。
私の名は、神戸の釣友S…生まれも育ちも神戸…釣も真面目ですが、遊び?も
大真面目です。年に1,2回、札幌のすすきのに遊びに行っています。何で神戸
からすすきのまで遊びに行くのか?答えは「綺麗・若い・安い」がキーワードです。

■綺麗な魚
何処の盛り場にも「花」という存在はあるのですが、その割合が大問題!5人に
1人か、2人に1人か… 神戸・三宮や大阪・北新地にもたくさん居るでしょう。
東京では銀座や六本木にもたくさん居るでしょう。だけど貧乏サラリーマンが行ける
店でというと…ホント限られます。ところが、本当に低価格でハズレが少ないのが
すすきのの店。たまたま社員旅行で行って体験し、それ以来は、地元では飲みに行
かず、お金を貯めては、年に1,2度すすきのに行くことを繰り返しています。2年ほど
前、隣に付いてくれた「りょうチャン」。それが縁?で、行くと指名が続いているのが現状
であります。1時間飲んで、これぐらいのレベルの娘ばかりで6000円ぐらい…で納得
しない方は、凄腕の遊び人…ですね。なお、すすきのの何処のコンビニや本屋にも、
「すすきのタウン情報」と「すすきのパラダイス」という情報誌が売られており、その雑誌
に掲載されている店は安全ですので、場所と費用を確認して、楽しく遊んで下さい。

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■大物釣り
すすきのには、「大物」の潜むポイントが3ヶ所ぐらいあります。この度知ったのですが、
不景気で1ヶ所減ったそうです。そのポイントの名前は、「ぱお~ん」と「ススキノ養
豚場」。名前からして、かなりの大物が居そうな感じがします。そのなくなったポイント
には行ったことがあるのですが、この度は「ぱお~ん」に行ってみました。入り口の扉を
開けると、元気のいい「大物」が3匹居ました…見るからにして、この魚を釣るには、
竿はNFTのスーパージャンボ!(知ってますか?)、リールはペンの一番デカイやつ、
道糸、ダイニーマの100号、鈎は、がまかつに特注しなくちゃ、上げる自信は無いです。
外見は大物でも、やはり内面は乙女、しゃべっていると以外性が色々とあって楽しい
ものです。ありきたりのスナックに行くより、面白いものです。ただ、肉料理をたくさん食
した後は、気分的にはオススメ出来ないです。

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■客引きには注意!
すすきのにおいては「客引き」に絶対!注意です。他の盛り場でも「ボッタクリ!」と
いう言葉は良く聞きすが、すすきのほどその悪徳ボッタクリの客引きが多いというか、
客引きすべてがボッタクリというのも珍しいです。ボッタクリ防止条例が出来て、昔より
減ったものの、人が多く行き交う交差点には、常に数人の「ボッタクリ客引き」が居り、
言葉巧みに声を掛けてきます。その手口はここでは説明できないぐらいパターンがある
ので、何より、声を掛けてくる人、全て「悪徳客引き」と認識して相手にしないで下さい。
下手に飛び込みで知らない店に行く方が、客引きに連れて行かれる店より安全…と
いうぐらいです。

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2004.10.24

海の幸がだめでも陸の幸

今回が何度目のカモシ釣行になるだろう。思えばK名人に誘われるまま初挑戦したのが去年の10月。そのときはお決まりのボーズだったが、2回目にして4kgオーバーのヒラマサを釣ってしまった。K名人のアシストのおかげで釣り上げることができたのだが、その喜び以上にバラした魚のことが今でも忘れられない。堅く締めたドラグをジリジリ引き出され、止まれ!という願いもむなしく根に持って行かれ、14号のハリスを切られてしまった。あのときほど茫然自失したことはなく、これは何としても自分の力で釣り上げないと収まらないと思った。それから竿やリールを買いそろえ、今年の本格シーズン入りを待った。

今年はヒラマサの回遊が遅いようで、10月後半になっても目立った釣果が出ていない。外房勝浦周辺の船宿のHPをチェックしても、ヒラマサよりもマダイを釣らせているようだ。23日に乗った伸幸丸もメインはマダイ狙いで、ヒラマサのアタリがあったら仕掛けを変えるという作戦で臨んでいた。そこでこの日に用意した仕掛けは、

①マダイ用  ハリス4号8ヒロ(12m)
②ヒラマサ用 ハリス10号3ヒロ(4.5m)
③マダイ・ヒラマサ共用 ハリス5号8ヒロ(12m)

にクッションゴムを付けてカモシ天秤に接続する。カモシ用の天秤にはサンマのミンチを入れる布袋がぶら下がっていて、さらに100号のオモリを下げるようになっている。カモシ釣りの仕掛けはハリスが長い上に天秤に付属物が多いので、取り回しが難しい。慣れないと手前まつり多発で釣りにならない。釣行を重ねた結果、仕掛けの取り回しにはなんとか慣れてきたが、レバードラッグリールの操作がまずく、2回もバックラッシュを起こしてしまった。K名人のようにスムーズに釣れるようになるのはいつのことやら。

それに本や雑誌にはコマセに付けエサを同調させるとか、海の中をイメージしてコマセを振るとか書かれているけれど、ちっともイメージが湧かない。海の中で仕掛けがどんな風に漂っているのか想像することができないのだ。いや、想像はしてみるが、たぶん実際とはずいぶんかけ離れているんだろう。

思えば沖釣り入門がが2001年冬の明石のメバル釣りだった。釣りの面白さもさること、釣ったメバルがものすごくおいしくて、明石に通うようになったのだった。それから2年半、毎週のように通った明石はコマセ禁止の海域なので、コマセ釣りの経験がほとんどなかった。それなのにいきなり難しいカモシ釣りで、あろうことかヒラマサを狙っているんだから、無謀というか身の程を知らないことはなはだしい。

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ヒラマサとマダイへの
道のりははるか遠く

そんなわけで、今回の釣行も本命ボーズで救いはイサキとメジナが釣れたことだった。それと勝浦から帰る途中の「道の駅」でかなり安く野菜や果物を確保することができたこと。これまでずいぶんとお世話になった「道の駅」だけど、これからも当分お世話になりそうだ。

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2004.03.20

コンパニオンを釣ったら

デジカメの性能がどんどんよくなっていて、素人目には銀鉛カメラで撮った写真と見分けがつかない。印画紙にプリントするだけでなく、テレビに映したりパソコンに取り込んだりできるので、撮った画像はさまざまな使い方ができる。最近は、撮った写真をその場で送信できる機能なんかがついたりして、カメラの概念が変わりそうだ。

Photo EXPOに行ってきた。高級一眼レフからコンパクトサイズまで、メーカーのブースをくまなく見て回った。面白かったのはコンパニオンを撮影する人たち。人だかりがしているブースを覗くと、決まってモデルやコンパニオンの撮影会だ。自前のカメラを手にしたおじさんたちがモデルに群がって撮影していた。

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確かに人物は被写体として面白いし、それがきれいなお姉さんであればなおさらだ。けれども案外人物を撮るチャンスは少ないように思う。知らない人をいきなり撮れば失礼だし、映像を公開すれば肖像権などという難しい問題が絡んでくる。家族や知人ばかり撮っていてもつまらないだろう。そこで展示会場のコンパニオンが狙われるわけだ。

そうして撮った写真をパソコンで整理してアルバムを作る。場所や日時、簡単なコメントなんかを書いておけば、後で見たときにイメージが浮かびやすいだろう。そして機会があれば同好の士に公開して、写真の出来映えにコメントなどもらえたらいいな、なんて考えながら作業を進めるのはけっこう楽しい。と、ここまで書いたら何のことはない、いつも自分が釣りの後にやっていることと同じだと気づいてしまった。

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