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2007.09.08

洲崎沖のクロムツ

記録的な猛暑だった今年の夏。ひところの暑さは和らいだものの、海上でも残暑はまだ続いている。そんな時は夜釣りに限る、と9月1日夜釣りのクロムツに釣行した。
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お世話になってなったのは勝山港萬栄丸。萬栄丸のクロムツは定員を少なめに設定していて、14名の釣り人が余裕のある釣り座に着くと、16時勝山港を出発した。

約50分後、ポイントの洲崎沖へ到着。見留光男船長の合図で一斉に150号のオモリが海中に放たれる。電動リールのカウンターが105メートルを表示して止まった。

これまでの経験で、クロムツは明るいうちは活発に食ってこないので、のんびり竿を構えていると、右舷トモで一投目からクロムツが取り込まれた。しばらく間をおいて同じ右舷でさらに1尾。今日は早い時間帯から魚の活性が高いようで、暮れてからの時合いに期待が高まる。

私の竿が最初の魚信を捉えたのは開始から30分ほどしてから。潮回りで仕掛けを投入すると、オモリが海底に届く前にひったくるようなアタリ。明らかにサバのものだが、がっかりはしない。新鮮なサバの身エサはクロムツにも最高のご馳走になるからだ。

中乗りさんにサバを薄い身エサにしてもらい、さっそくハリに刺して仕掛けを海中に送り込む。2メートルほど底を切って時々底ダチを取り直していると、竿をガツガツと揺する明確なアタリが到来。

竿を大きくあおるとハリ掛かりを伝えるようにきれいな弧を描いた。すぐさま電動リールを最高速度で巻き上げる。スピードが遅いと途中でサメの餌食になってしまうのだ。洲崎沖ではサメ対策も釣果を伸ばすポイントになってくる。

サメの攻撃をかわし高速巻き上げにもバラさず取り込んだのは、30センチクラスのクロムツ。やや小降りだったものの、今期初の1尾はやっぱり嬉しい。

同じようなサイズを3尾追加した頃、船長は大きく舵を切って次のポイントへ船を移動させた。ここはやや水深があり135メートルまでミチイトが出て行った。

前のポイントでは竿を手持ちにしていたが、腕が疲れてきたのでここでは置き竿にしてみた。すると船の揺れがほどよい誘いになるのか、面白いようにアタリが現れてくる。しかもなぜか手持ちの時より食い込みがよく、ハリ掛かりさせる確率が高くなった。

しかも釣れるクロムツは40センチ前後の良型ばかり。潮回りの移動がほとんどなく、流しっぱなしで釣れるので効率もよかった。ここでは良型ばかり9尾を追加し、クロムツは合計13尾の釣果になった。そのほかには良型のマアジとこれまた良型のスルメイカが混ざった。

この日は宵のうちから沖揚がりまで切れ間なく釣れて、船中ではトップ21尾だった。
9月とはいっても日中はまだ暑いが、夜の沖釣りは半袖では肌寒い。涼しく美味しい魚を釣るならクロムツがお勧めだ。
 
 

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