若狭湾のマルイカ
福井県若狭湾で7月27日17時~28日5時の12時間におよぶマラソン釣行に参加した。誘っていただいたのは関西時代にお世話になったBUNさん。メールやミクシーではやりとりしているが、釣行にご一緒するのは2年ぶりぐらいか。今回はBUNさんが名誉会長を務める堂島フィッシングクラブの例会に同行させてもらった。
若狭湾のマイカ(マルイカ)釣りは半夜釣り、深夜釣りのスタイルがある。半夜釣りは17時~0時、深夜釣りは0時~夜明けまでという時間区分になっている。そしてし「通し」というオプションを用意している釣り宿が今回お世話になった金録丸だ。ほぼ12時間ぶっ通しで釣るスタイルは若狭湾でも珍しいそうで、まして関東では聞いたことがない。はたしてこのマラソン釣行を最後まで完走できるか。
ギラギラと照りつける夕日を背に金録丸はべた凪の若狭湾を湾口に向けて進んだ。30分ほどでポイントに到着すると、錨を降ろして船を固定。イカを集めて釣るかかり釣りで攻めるのだろう。
明るいうちはのんびりやってください、と船頭さん。船上はゆったりとした雰囲気で各自弁当を食べたりビールを飲んだりと思い思いに時合いが来るのを待つ。
それでもポツリポツリとスルメイカが釣れている。明るいうちは海底付近の深いタナがいいそうなので、60メートル下までオモリを落としてゆっくりと誘いかける。
BUNさんのアドバイスに従い、イカ釣りでは初めて2本竿を試すことにした。1本は底狙いで、1.9メートル7:3調子の竿に電動リールをセットした。深いタナを狙うのでオモリは60号を使用。もう1本は手持ち用で、1.2メートルのアオリイカ竿に手巻きリール。オモリは30号を使う。
仕掛けは自作と船宿仕掛けを使った。船宿仕掛けは、日本海の夜釣りでは定番の布巻きスッテを5本接続している。エダスが思いの外短く、2センチぐらいしかない。誘いやすさへのこだわりなのだろうか。
陽が暮れて、集魚灯が灯され海面を照らすと船上も活気づく。あちこちでマルイカ、スルメイカが取り込まれ、水鉄砲が光を浴びてキラキラ輝いている。
手持ちのアオリイカ竿だが、この釣りに合っているようでほんのちょっとした変化も伝えてくれる。イカがスッテを触ると波の揺れとは違う変化が穂先に現れる。ある時はほんの数ミリおじぎしたり、ある時はふっと水平方向に戻ったり。どちらも穂先をに集中していないと見逃してしまうわずかな変化だ。
怪しいと思ったら迷わずアワセる。空振りしてもとにかくアワセてみる。イカが乗ったらズンと竿に重さが伝わりしなる。
マルイカの乗りで竿がしなるのは限界負荷のオモリを使っているから。ティファのディアボロスという1.2メートルのアオリイカ竿はオモリ負荷10-30号のグラス竿だ。イカが乗ると胴まで曲がるのでタメが効きバレが少ない。スルメ2ハイとマルイカ1パイが同時に乗ったときの曲がり具合は感動ものだった。
集魚灯を灯してからは海面から15~35メートルのタナを集中して探るようにした。たまに底狙いの置き竿にアタリがあったら、底へも仕掛けを送り込んだ。日中のマルイカ釣りはほとんど底狙いだが、夜釣りではイカが浮いてくるので浅い方にタナが変化する。浅めのタナを中心にこまめに探った方がアタリが多く出るようだった。
かかり釣りなので船頭さんも竿を出した。竿と手釣りだ。手釣りでは大きくしゃくって誘いをかけ、アタリを捉えるとかなり強くアワセている。そしてどこが違うのか次々とマルイカを取り込んでいく。うーん、とうなるしかない。仕掛けは船頭仕掛けなので同じはず。タナか誘い方かアタリの取り方か・・・。
それでもアタリは頻繁に訪れてくれて2時頃までにマルイカを25ハイ、スルメイカ5ハイほどの釣果に。それ以降はアタリがパタリとなくなった。アタリがないと睡魔が襲ってきて3時頃にとうとうダウンしてしまった。
マルイカのサイズはさすが日本海、千葉の浅場のものより二回り大きい。それに夏の釣りで夜釣りは快適だった。港でのうだるような暑さが夜の海上では嘘のように涼しく、肌寒くさえ感じる。関西が本拠地だったらはずせない釣りになること、間違いない!




Comments
BUNさん まいど!
若狭ではお世話になりました。
またよろしくお願いします。
明日はタチウオとカマスのリレー釣りに行ってきます。
Posted by: ひじき | 2007.08.12 at 09:11 PM
▼ひじきさん
通しのイカ釣り、お疲れさんでした。
機会があったらまた行きましょね。
Posted by: BUN | 2007.08.12 at 08:15 PM