観音崎のタチウオⅡ
金谷のイワシタチウオが絶好調だ。船宿のHPを見ると、連日トップが20~30本、日によっては40本以上の釣果をあげている。
生きイワシで釣るタチウオは良型が多く、アタリも頻繁に出るので釣りの楽しさを純粋に満喫することができる。私にとって釣行日が待ち遠しい釣りの一つになっている。
今回は神戸から齋藤名人が出張をかねて釣行することになった。もともとイワシタチウオは名人から紹介してもらった釣りだ。初めての釣行でいきなり20本以上を釣り上げ、その面白さに我を忘れてしまった記憶がある。
釣行日は2月3日で、お世話になったのは勘次郎丸。この船宿は毎日HPを更新するので釣況の目安として重宝している。現役の漁師が船頭を務めるので釣り方など的確なアドバイスをくれるのが頼もしい。
最近の釣況の良さに釣り人の集まりも良く、当日は12名の満船であった。マスコミでの紹介も頻繁にあるため、イワシタチウオが注目されているのも理由だろう。右舷ミヨシから名人、私、宮澤さんの順に座り準備を整えると船は6時に出港した。
観音崎沖のポイントは水深70メートルで、上から60~50メートルがタナの目安だそうだ。
開始早々名人が4本指クラスを釣り上げた。たぶん船中1号だろう。タナを聞くと62メートルだったそうで、さっそく64メートルから誘い上げると63メートルでコツンときた。しかしハリ掛かりには失敗。急いでエサを交換する。
続く投入でふわりと食い上げるようなアタリがあった後、竿がピンとまっすぐに戻ってしまった。100号のオモリの負荷も感じない。どうしたのか巻いてみると、PEラインが40メートル付近で高切れしていた。タチウオの仕業なのか、原因がわからないまま急いで新しい天秤と仕掛けをセットした。
65メートルからスローで巻き上げながら徐々に浅くしていくとまた63メートルでアタリ。注意していないと見逃すぐらいの繊細なアタリだ。巻くのを止めて竿をゆっくり起こすようにして食い込みを促すが、なかなか食い込んでくれない。2メートルほど巻いたところで、グイッと穂先が引き込まれた。
ここでアワセを入れるとハリ掛かりに成功。開始からもたもたしたが、ようやく4本指クラスを取り込んでほっとした。
前半、アタリが渋く食い込みが浅いため、釣果を伸ばすのが難しいかなと不安になった。
ところが後半にさしかかった時、突然時合いに突入した。船が移動した直後の投入で宮澤さんが釣ったタナを聞いて驚いた。それまで60メートル前後だったのが、いきなり40メートルになったからだ。
半信半疑で45メートルから徐々に仕掛けを上げていくと41メートルで明確なアタリ。食い込みも激しく早いので、難なくハリ掛かりに成功した。それからはまさに入れ食いモード。活性が上がったのかハリ掛かりに失敗することが少ない。アタリがあれば釣れるという展開だった。ここで手返しよく釣れたかどうかが釣果を左右した。
今回の釣りを通して、名人からアタリダナをよく教えてもらった。名人は電動リールのずる巻き釣法で広い範囲に渡ってタナを捜すため、人よりも早くタナを探し当てる。船が移動した直後やアタリが途切れたとき、この釣法は真価を発揮した。アタリダナを早く見つければそれだけ集中して攻められるので効率が非常にいい。それが釣果の差となって現れた。
タチウオは活性が低いときはアタリが小さく、食い込みが浅い。こういうときは繊細なアタリを捉える感度と食い込ませやすい柔軟さを併せ持つ竿が欲しくなる。しかも100号というオモリを背負ってこの調子をだすのである。そんな竿を見つけたら、タチウオ釣りがもっと面白くなるに違いない。
仕掛けは、はじめ名人からもらったアシストフックの付いたもの使っていたが、食い渋りの中ではシングルフックの方がアタリがでると判断して変更した。この仕掛けはワイヤーではなく12号のフロロを使っている。何回か飲み込まれたが、太ハリスと蛍光チューブのおかげでハリス切れは一度もなかった。また生きエサなのでハリスの太さで食いの違いはないように思えた。
この日の釣果は21本で名人は28本のダントツ竿頭。名人のタナリサーチのおかげで釣果を伸ばすことができた。それと久しぶりに名人の技を見せてもらい、大いに参考になった。
タチウオはタナ取り→アタリ取り→アワセ→取り込みと一時も気を抜くところがない。イワシタチウオは特にアタリが多いので緊張のし通しだ。そこが面白くワクワクするところでもある。この釣りは仕掛け、道具、釣り方にまだまだ工夫の余地があるので、どう攻略していくかも楽しみだ。



Comments
イワシタチウオは今シーズンあと何回行けるでしょうか。例年パタッと釣れなくなる魚なので、釣れるうちに釣行しておきたいですね。仕掛けや道具、釣り方で試してみたいことがたくさんあります。
アオリイカの数はこんなもの(どんなもの?)かもしれませんね。暖かくなったら型狙いで面白くなるのではないでしょうか。そうなると長竿の出番です。
外房のイワシメバルが「つり情報」で紹介されてました。これも目が離せません。
Posted by: 管理人 | 2007.02.05 at 08:14 PM
またまた好釣果でおめでとうございます! それにしても相当イワシタチにはまってますね。「釣り情報」にも特集載ってました。
アオリはなかなかいい釣果が聞こえてきませんね。私は夜勤明けで一眠りしてから起きれたら午後アオリにいこうかなと思ってましたが案の定起きれませんでした(笑)。
Posted by: 茶 | 2007.02.04 at 09:37 PM